砥部焼とは

国の伝統工芸品、愛媛県無形文化財に指定されている焼物です

砥部焼は国の伝統工芸品、愛媛県の無形文化財に指定されている焼物です。
そんな砥部焼の歴史は、江戸時代から現在までの約250年。
 
主に白い磁器(白磁)でできていますがほかの産地の焼物と異なり、砥部焼はうっすらと青みを帯びています。
染付は藍色の呉須で施されているところが特徴です。
砥部焼はとても丈夫で長年使っていても欠けたり割れたりしづらく、使用されている方は驚かれることと思います。
理由は、素地が細かいうえ1300度近い高温で焼かれるところにあるからです。
 
現在、約100軒の窯元が砥部焼の制作をされています。
窯元ごとに様々な個性の砥部焼があり、お気に入りの窯元を見つけることも楽しいですよ。
 
 
■砥部町ってどんなところ?
 
砥部町は愛媛県の中予地方にある町です。
砥部町といえば伝統工芸品の「砥部焼」が有名で、町のあちこちに砥部焼の焼き物やモニュメント、置物が置かれています。
砥部といえば「砥部焼の町」として全国に知られている町!
県庁所在地の松山市のすぐ南側に位置し、松山中心部から砥部中心部まで車で約2、30分。公共交通機関ではいくつかバスが通っています。
愛媛と高知をつなぐ国道33号線が通っていて、アクセスしやすいです。
そのため、松山市のベッドタウンとしても人気があります。
 
町のキャッチフレーズは「清流とほたる 砥部焼とみかんの町」。
砥部町の南側は山が多く、緑に包まれ、かわいい野ウサギがいたりキジがいたりと自然豊かです。
北側は松山平野の南端に位置しています。
 
砥部町は全体がなだらかな丘陵地です。
松山市より少しだけ気温が低く、冬に訪ねるときは平地の松山市を訪ねるときよりもちょっと暖かい服装をされることをおススメします。
 
とべ動物園、えひめこどもの城、県立総合運動公園などの施設があります。
春と秋にある砥部焼まつりは、砥部町陶街道ゆとり公園内で行われています。